エッジの魅力を引き出す
商品コンセプトの一つである「スピード感」を表現するため、スリムに見せる面取りやエッジーなプロフィールを多用。特に鋭利な刃物で削ぎ落としたような多面体ケースは印象的で、他に類を見ない独創性があります。
3Dソフトによる設計ならではと思わせる造型ディテールが随所に見られ、ケースのイメージに合わせ、角や斜面、テーパードラインを多用した子部品、文字板や針、フォントなど、細かいディテールにまでデザイナーの個性が表れています。稜線のエッジ、プロフィールのエッジのアレンジには特に拘りを感じます。
ケースに比べてメタルバンドはややおとなしい造型となっていますが、その分腕馴染みへの配慮が感じられます。