
モデル全体にトライアングル的にエッジを強調したアレンジが見られます。

ベゼルを厚くしてその分ケース本体を薄く見せたり、裏ぶた外周に段差を設けたり、出来るだけ薄く見せる工夫がされています。

4つのフラット面を持つ個性的なセンター形状。

細くてシャープな隠れ面が存在します。

テーパーがかかった、4つの溝が特徴的なりゅうず。

中抜き形状と斜めのラインが個性的なプッシュボタンは、薄くて非常にシャープな印象。

見返しリング上に時字を配置し、時字を浮かせることで立体感が演出されています。フィン形状をした文字板外周パーツは、スピード感を感じさせます。

フォントは斜めのラインを多用しており、ケースデザインと合った個性的なフォント。

ねじれ面や段差による境界線など、3Dソフトならではの立体的な造型が新しさを感じさせる文字板。

針のプロフィールもエッジやテーパードラインが多く、個性的な形状。

針の印刷の入れ方も特徴的で、シュッとしたスピード感を感じさせるデザイン。
ENGINEER'S EYE
最速受信、最速指針、そして次世代のエコ・ドライブへ
人工衛星電波の受信を高速化し、世界最速(当時)の最短3秒で受信を完了することができるようになるとともに、大幅に薄型化して衛星電波時計として世界最薄(当時)も実現した、第3世代のサテライトウェーブです。さらに、時針、分針、秒針をすべて独立駆動できる設計としたことで、時差修正や受信後の時刻を反映する運針が高速で、受信の高速化とシナジーのある、非常にスピーディかつ特徴的な動きも楽しむことができます。この独立運針の機構はシチズンのムーブメントとしては珍しく、衛星電波の受信の難しさも相まって、その開発にはかなりの苦労がありましたが、これらの技術と知見は後に続く様々なモデルに活かされています。
このほかにも本ムーブメントには、時計が受けている光エネルギー量を確認できるライトレベルインディケーター機能を初めて採用。さらに月差±5秒の精度補正システムも搭載するなど、エコ・ドライブとしての新しい取り組みが多数搭載された挑戦的なムーブメント/モデルとなっています。