
世界初の光発電方式の水深計ログメモリ付きダイバーズウオッチ。通称「マンボウダイバー」の名が現す通りの独特のシルエット。

水深計は9時側、液晶は3時側を使うことで機能表示を左右にわかりやすく独立させています。沢山の情報がわかりやすく整理されたレイアウト。

分針・水深計はまばゆいオレンジ塗装が施されており、ダイビング中に最も重要な項目である分表示と水深を優先しています。

水深計の文字背景は全面夜光となっています。夜間・水中でも視認性を確保するための工夫の一つ。

ケースは全てヘアラインで構成されており、統一感があって無駄のない印象。DLCを施したベゼルの黒にミラーの飾りピンがコントラストを効かせ、締まったイメージに。

ABS 製のプッシュボタン。ケースサイドの滑らかなラインと同調しつつ、線状の突起を設けることプッシュボタンとしての機能性も主張しています。

全体的に丸みを帯びたスムーズなケース形状の中で、唯一主張が強いのが圧力センサー。ケース上面から大きくせり出すことで抑揚を与えているとともに、ダイバーズウオッチであることを主張しています。
ENGINEER'S EYE
21世紀のダイバーズウオッチ
強誘電メモリ性ドットマトリクス液晶を搭載した電子水深計つき光発電コンビネーションウオッチ。
シチズンが先鞭をつけたエレクトロニクス水深計付きダイバーズウオッチ、特にプロダイバーから支持を得ていたコンビネーション(アナログ+デジタル)タイプ初のエコ・ドライブモデルとして、あらゆる性能を大幅に向上させた21世紀にふさわしい次世代のダイバーズウオッチとして開発されました。
エコ・ドライブと水深計機能、さらに水中での視認性を両立させるため、電源を切っても表示が消えない「強誘電液晶」によるメモリ性ドットマトリクス液晶を新たに開発。従来の倍のメモリ容量を持つ新型マイコンや、計測範囲と計測精度を向上させた新しい水深計測システムなど、あらゆるシステムが一新されました。
また、モーターを4つ搭載しすべての針を独立して駆動。ダイバーズウオッチでありながら回転ベゼルを持たない独特のデザインを持ち、センサーで潜水開始を自動的に検知し、潜水中はダイバーにとって重要な情報である「潜水経過時間」と「最大水深」をアナログ針で表示。そのほかの情報はデジタルで表示するなど従来のダイバーズウオッチを超えた使い勝手を実現しました。