
モデル名のEclisse(エクリッセ)は、イタリア語で、天体の日食、月食、覆い隠すなどの意味をもちます。輝くバーインデックスと、丸くふくよかなベゼルは太陽を、ヘアラインでフルフロー形状のケースとバンドは、反してできる影を連想させる、象徴的なデザイン。

滑らかなふくらみのあるバンドコマで構成されています。

性別を問わない美しさ。天体を連想させる雰囲気があります。

フルフローの丸みを帯びた、未来的で有機的な印象も併せ持つデザイン。

りゅうずは、キノコの傘のような形状。3つの凹みがケースに対してのアクセントになっています。

文字板のベースは白の不透明塗装+塗膜研磨。ほど良い光沢で、品のある高級感。

程良い丸みが文字板に柔らかなアクセントを与えています。先は尖っていて、時間が見やすくなっています。

直線部分が少ない、丸みを帯びた、滑らかで高級感のあるバンド。
ENGINEER'S EYE
光の挙動をつかむ開発
エコ・ドライブの文字板材料制約、つまり光を通さない金属文字板が使えないという制約を解消するため、短冊状のフレキシブルソーラーセルを筒状に丸め、受光面を文字板に対し垂直に配置した「リングソーラー」構造を初めて採用したCal.F810を搭載したモデル。
初めての構造であり、さまざまな条件における充電性能の調査に時間をかけて最適化しました。ポイントはソーラーセルを従来の4段直列ではなく1段構成としたこと。これにより、時計が光の方向に対し傾けられたり、袖で隠れたりしてソーラーセルの一部分だけ受光したときでも、充電量が安定するようになりました。発電電圧が低いというデメリットについては、電圧を時計が駆動できるレベルまで上げる回路を組み込むことで対応しています。
また、このリングソーラー構造は、晴天の直射光により、よく発電するのは当然ですが、曇天でも天空光がまんべんなく空間に拡散するため、ソーラーセルに光が回り込みやすく、良好な発電性能を実現しています。