
Simple case and band design, that draw user's attention on the dial and the see through space. (skeleton case design)

Bangle shape case design for ladys.

分針はインナーケース上を通る構造。時針と分針の先端はカーブしています。

ケースとバンドは滑らかにつながっています。

スケルトンのケースバックから見えるムーブメントが、このモデルの透明感を際立たせています。

スケルトン構造により、光がソーラーガラスを容易に通過します。

この「ガラス」の中には、非常に微細な半導体が配置されており、それがソーラーセルとして機能しています。
ENGINEER'S EYE
不可視のソーラーセル
シチズンが独自に開発した透明ソーラーセルを採用した光発電腕時計です。カバーガラス部分がソーラーセルの役割を果たすため、針の形状や文字板装飾の影響を受けることなく安定した光発電を行うことができます。文字板材料の透過性などの制約もなくなるため、金属部材をふんだんに活用し、一段と煌びやかなレディースウオッチを提供することができました。一方で、カバーガラス部分で発電された電力をムーブメントに届ける必要があるため、外装技術、ムーブメント技術両面で様々な工夫が必要になったモデルでもあります。
なお、透明ソーラーセルには、発電素子であるアモルファス・シリコンをわずか6ミクロンの細さで成膜、94ミクロンの間隔をあけて計257本配置することで、肉眼では不可視の状態を実現しています。人間の髪の毛の太さが約100ミクロンと言われておりますので、その細さをご実感いただけるのではないでしょうか。