
インパクトの強い多機能モデルなのに、「細縁/薄い」で均整がとれています。先カンの上にバンドを乗せることにより12 時 - 6 時方向のケースサイズもおさえることができています。

細縁にすることにより、正面からも薄さを連想させるデザインとなっています。

裏ぶた外形形状は、ムーブメント形状からきたカタチ。断面も極力厚さを抑えるように段差がついています。

見返しリングは、断面の凹凸を巧みに使い分けることによって個々の機能を際立たせています。

先カンに薄いバンドをのせることでケースとバンドの一体感が生まれました。ケースの面角の取り方、プッシュボタンガードの取り方等で細縁デザインを実現。

コックピットのような計器盤をイメージして、機能の見える化が実現。矢印でのモード切り替え、シンプルな7 セグメント表示は見やすくなっています。
ENGINEER'S EYE
愛され続けるユニークさ
アナデジテンプの名を持つ、マルチモーターのコンビネーションウオッチ。時分針と秒針の2つのアナログダイヤルに加え、3つのデジタル表示窓、そして温度計測用のセンサーを搭載。これらをスマートに配置した機能的かつ特徴的なデザインは、電子温度計測機能付きコンビネーション腕時計として1983年に発売され、40年以上たった現在でもレコードレーベルやコラボモデルとして、多くの方にご愛用いただきシチズンの代表作の一つとなっています。
また、これらの機能はそれぞれがただ詰め込まれているわけではなく、すべてが一つの時計として連動していることも特徴です。例えば、アラーム時刻に連動した温度メモ機能は、睡眠中の温度を測定し、快適な睡眠環境が保たれているか確認する、というただのデジタル温度計を超えた使い方も可能です。