


水深表示が見慣れているアナログ時計と同じ角度で表記されているため、針の角度だけで水深を読み取ることができます。また、3 / 6 / 9 m の表示はダイビングの減圧で使われる単位が10 フィート=約3 mのため、分かりやすいようになっています。深度針が時分針より上に配置されているので、どんな場合/角度からでも水深を読み取れるように考えられています。

レジスターリングのローレットカットが全周に配置され火山のような形状をしており、さほど掴む力を必要とせずに摩擦で指の腹に掛かり回すことができます。高さもありダイナミックなイメージを与えています。
センサーがケースと裏ぶたの合面より下に出っ張っていますが、ケースの裏形状はそれをなだらかな曲面で覆い一体感のあるものに仕上げられています。複雑な三次曲面の構成によりフィット感を重視した腕当たりの良い裏形状。
ENGINEER'S EYE
エコ・ドライブになったアクアランド
世界初の電子水深計付きアナログ式光発電ムーブメントを搭載したダイバーズウオッチ。
エコ・ドライブのバリエーション拡充の中で、人気の高いアナログ水深計とクロノグラフ機能を搭載したダイバーズウオッチであるCal.3740をベースとして、エコ・ドライブ化したモデルです。
使用できる電力に限りのあるエコ・ドライブで大電流が必要な水深計機能を実現するため、小型の二次電池でも動作する低消費電力の水深計測システムを新たに開発。また、電池残量を3段階で表示するパワーリザーブ機能も設け、安全なダイビングが行えるようにしました。
通常ダイバーズウオッチのベゼルの12時位置には丸点の夜光を取り付けますが、デザイン上どうしてもそこに「60」の数字を表記したいとの事で、初めて数字(60)の部分に直接夜光を塗布し、剥がれない工夫を施したモデルでもあります。